アコンカグアジャケットなどをアウターと連結し真冬にも対応できるアウターを構築できるノースフェイスのジップインジップ システム(Zip in Zip)。
『マウンテンライトジャケット』、『マウンテンジャケット』や『スクープジャケット』などのアウターがジップイン ジップ システムに対応していますが、アコンカグアジャケットは想像以上に高く、フリースも20,000円以上するので、気軽に活用できないのが現実です。
そこで、ユニクロのフリースをジップインジップしてしまおうという庶民的なアイデアが今人気沸騰中。
値段は2,000円くらいで、憧れのジップインジップシステムが簡単に構築できてしまいまうから驚きです。しかしある問題点が…
当記事では、『マウンテンライトジャケット』にユニクロのブロックテックフリースをジップインジップで連結してみてわかった問題点などを詳しく解説していきます。
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ノースフェイス ジップインジップシステム
まずは、ノースフェイスのジップインジップ システムの説明を見てみましょう。
「違いは?『マウンテンライトジャケット』と『マウンテンジャケット』を徹底比較レビュー」で比較した『マウンテンジャケット』もジップインジップ対応しています。
ジップイン ジップ システムとは?
専用ファスナーと記載してありますが、サイズが合えばどんな服でも取り付けられます。
それでは、マウンテンライトジャケットのファスナーをみてみましょう。
「YKK 5VS VISLON」というファスナーです。
「5VS」とは?
(出典:YKK)
「5」とはファスナーのチェーン幅が5mmということで、「VS」はビスロン(VISLON)という素材の意味。
“ビスロン”はポリアセタールやナイロン、ポリプロピレンなどの樹脂をエレメントとしてテープに射出成型したファスナーです。
(出典:YKK)
続いて、ユニクロのブロックテックフリースのファスナーもみてみます。
全く同じだったので取り付けが可能というわけでした。
しかし注意しないといけないことがあります。
次は、ジップインジップする際の問題点を紹介していきますね。
マウンテンライトジャケット+ユニクロの時のジップインジップの問題点
前述では、ファスナーのチェーン幅が同じ5mmだとジップインジップで連結できることを記載しましたが、一つ問題点が発生します。
ファスナーの引き手が奥に入り込んでしまう、という問題
ユニクロのフリースのファスナーのスライダー部分の構造をみてください。
この構造で、ジップンジップで連結すると
当然ファスナーの引き手が奥側に向いてしまいます。ファスナーの操作が非常にしにくいです。
焦っちゃうと裏地をかんでしまいます。
これは由々しき問題。
解決策は?
(出典:YKK)
引き手が表裏に移動できる、こういった形状のリバーシブルスライダーのモノを連結することで解決できます。
アコンカグアジャケットなどジップインジップシステムに対応しているモノは、全てリバーシブルスライダーが採用されています。
5mm幅でリバーシブルスライダーを使っている服といえば、リバーシブル仕様のブルゾンでしょうか。
手元に同じスライダーがないかと探していたところ運良く発見できました。
クローゼットに長年眠っていたリーボックのリバーシブルダウンジャケットのファスナーをみてみると
5mm幅でリバーシブルスライダーでした。
試しに連結してみました。引き手を手前側に移動できるので脱着はユニクロのフリースの場合よりも快適です。
超もこもこです(笑)
「【購入レビュー】マウンテンダウンジャケットのサイズ感やビーチグリーンの色味など ND91837」でレビューしたマウンテンダウンジャケット級の暖かさです。
遠くからみるとマウンテンダウンジャケットと見間違えるのではないでしょうか。
結構快適だったりします。極寒日で屋外に出続けないといといけない場合はオススメできますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。快適なジップインジップライフをおくるためには
ファスナーのチェーン幅が5mm+リバーシブルスライダーが必要でしょう
肝心なのは、リバーシブルスライダーかどうかです。
ユニクロのフリースももちろん良いと思いますが、出先で簡単にフリースを脱着させることはほぼ不可能です。
「ユニクロのフリースをジップインジップして暑かったらアウターを脱げばいい」と安易な考えだと後悔するかもしれません。
出先で脱ぎ着を想定している場合は連結しない方が良さそうです。
リバーシブルスライダーは、リバーシブル仕様のジャケットに使われていますので探す目安になるはずです。
サイズの在庫があるうちに確保することをおすすめしておきます。
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